教養書のすすめ

-読書でより良い人生を生きるために-

2015-09-15から1日間の記事一覧

それでも人間でありつづけるために――『夜と霧』

けっこういろんな読書家が勧める教養書の代表とも言うべきもののひとつに、ヴィクトール・E・フランクル氏の『夜と霧』(みすず書房)がある。もっとも、私がこの本を知るきっかけとなったのは、じつは夏川草介の小説『神様のカルテ2』だったりする。その…